九州ブロックPTA研究大会北九州市大会

  • 平成23年10月23日分科会 24日全体会
  • 分科会 北九州市内10会場
  • 全体会 北九州市西日本総合展示場

毎年秋に開催されている九州ブロックPTA研究大会(以下 九P大会)が、今年は北九州市で開催されました。

九州ブロックPTA研究大会北九州市大会

初日は、十の分科会に分かれ活発な協議が行われました。福岡市からは第五分科会と第六分科会で提言を行いました。

九州ブロックPTA研究大会北九州市大会

九州ブロックPTA研究大会北九州市大会

第五分科会では「人権尊重」と併せて、九P大会では初めて「特別支援教育」をテーマとし、南福岡特別支援学校PTA会長の吉松まゆみ氏より提言がありました。福岡市PTA協議会の取り組みとして、障がい児・者への正しい理解と、家庭と学校・地域との連携を深めることを目的とした「特別支援教育啓発研修会」について紹介されました。また、市内八特別支援学校の各PTAで行われている「地域交流事業」について、通常の小中学校と比べ広い校区から通学する児童生徒にとって、学校がある地域との交流だけではなく、居住地域にも活動を広げる必要性とその難しさについて話されました。最後にこのような大きな場で発表する機会を与えられたことに対し感謝の意を述べられました。

九州ブロックPTA研究大会北九州市大会

第六分科会では「健康安全」をテーマとし、警固中学校PTA保健体育前委員長の岩見利恵子氏より二年前から行われている「命の教育」を通して食べることは生きること、たくさんの人の苦労や命に支えられて生きていることを学んだと話されました。また、保護者を対象に給食センターの見学を実施したり、苦手な食材を食べやすくするため、栄養教諭を講師に迎え食育クッキングを開催し、レシピを配布したことについて発表されました。「早寝・早起き・朝ごはん」運動を続け、親子ともに「食」を大切にすること、将来食べ物を残さず感謝ができる大人に成長して欲しいことを述べられました。

二日目の全体会では、『君の笑顔がみんなを幸せにする』〜スーダン・東日本大震災での活動~と題して、北九州市出身の川原尚行氏による記念講演が行われました。川原氏は外務省を経てスーダンで医療活動を続け、現在は震災で大きな被害を受けた宮城県とスーダンを往復し、両地域の復興に向けて活動しているそうです。

七月にスーダンの二十二名の子どもたちを被災地に招き、紅白に分かれて運動会を実施したそうです。勝負をすることで励まし合うことや信頼し合うこと、絶対にあきらめないこと、負けても前を向くこと、仲間との絆を大切にすること、終わりは次のスタートの合図であることを伝えているそうです。
スーダンでは医療・水・教育の充実と争いのない社会を目指してこれからも活動を続けるそうです。家族がいつも心の中にいるから頑張れる、と家族への感謝も述べられました。

会場には九千七百人もの会員が集まり、大盛況のうちに閉会となりました。