【講演会・研修事業】博多区 東光小学校父母教師会

企画表題:「子どもが主役!」やる気をのばす愛ことば
担当責任者:東光小学校 PTA担当副会長 眞﨑加奈子
実施期間:平成22年10月28日(木) 15時~16時50分
参加人数:176名 (小中学校保護者・地域の方々・教職員)

活動内容

目的

現代の子どもたちは、自主性に乏しく自分で考えて行動にうつすことが苦手な傾向にある。

子どもたちが目標意識をもち、自分で考えて行動できる力を身につけるために、親はどのような言葉かけ・接し方をすべきか、家庭教育について考え直す機会とする。

活動内容

事前準備
  • 講演内容の把握、講師への講演予約・打ち合わせ
  • 講演会参加の呼びかけ(当校保護者・校区中学校・近隣小学校・地域の方々 等)
  • 案内のおたより作成・配布
講演会

テーマ:「子どもが主役!」やる気をのばす愛ことば
講師: 東福岡高等学校 ラグビー部監督 谷崎重幸 先生
場所:東福岡高等学校 記念講堂

講演内容

東福岡高校ラグビー部監督としての選手との関わりなど、体験談を交えたお話の中で、先生は「大人が変わることで、子どもが輝く」と言われた。「大人の都合で子育てはできない。“いいこと”はやらせるのではなくまず親がやる、子どもはその親を見てできるようになる。親は根であり、子どもは幹。子どもたちにきれいな水を与えるのは、根である親の役割である。」水、つまり、どんな言葉かけを行うかで子どもたちの伸び方が変わってくるのである。

子どもの自主性を阻害する言葉としてつかってはいけない「ダメ・違う・DON’T・NO」は私たち大人がよくつかう言葉である。「子育ての主役は子どもであり、その主役を信じて許すこと。否定はせず、失敗を責めるのではなく、チャレンジしたことをほめること。そうすることで、子どもは喜んでまたチャレンジしようとがんばる。」監督は、選手が自分の判断と自己責任のもとで動けると信頼し、試合中も具体的な指示は出さないという。信頼し、個を尊重することで、選手たちは自ら考え自分の力を発揮することができるのだ。

愛ことばは、「ありがとう」とほめ言葉、そしてLOVE POWER。

特に「ありがとう」と感謝しあうことは大切である。

成果と課題

講演会参加者アンケートより

  • 「違う」「ダメ」つかってはいけない言葉。毎日のようにつかっている自分に反省させられた。
  • 自分が変われば周りも変わる、本当にその通りだと思いました。もっと子どものよいところを見つけて、ほめて子育てしてみようと思う。
  • 失敗を怒るのではなく、チャレンジしたことをほめる。結果ではなく、プロセスが大事。分かっていても、つい結果だけに反応してしまうので気をつけたい。
  • 信じて許す、言葉では簡単でも実践は難しい。だけど、できることから、まずは自分が変わることから始めようと思った。
  • 感謝のことば、愛ことばのシャワーを子どもにしっかり浴びせたい。
  • 親である自分たちがしてみせて、言葉を発して、子どもたちに気づかせることの大切さ、自らが発信する力を身につけることの大切さを学んだ。
  • 言葉かけ、どんな言葉を口にだすかで周りの反応も変わる。とても勉強になった。

博多区 東光小学校父母教師会

成果と課題

アンケートからもわかるように、子育ての主役は子ども。その子どもたちを伸ばすためには、まず大人自身が変わること、大人のかける言葉を変えることが大切だと気づけた。

気づいたことで、大人が変わろうと意識し実践へとつなげるよい機会となった。

先生の体験談から、監督と選手の信頼関係・絆を通じて、それぞれが親子の関係-根と幹-を見つめ直すことができたと思う。

講演時間が夕方近かったため、小さなお子さまのいる家庭は参加できなかったとの声もあり、時間の検討や、参加できなかった方々への報告の形も検討したい。

その他

講演時間が児童下校後のため、多くの保護者が参加できるよう、放課後開催している「わいわい広場」を1日体験として登録児童以外も参加できるよう協力していただいた。参加者からは、安心して講演会に参加できた、という声も多かった。