第57回 日本PTA全国協議会研究大会 みやぎ大会

 

日時 : 平成21年8月21日~22日
場所 : 宮城県
テーマ : 向き合おう!まっすぐに 語り合おう!子どもの未来のために

 

自然豊かな宮城県において、第57回 日本PTA全国協議会研究大会が開催され、県内12ヵ所で分科会・全体会が行われました。 

 

特別第2分科会では『地域と学校をつなぐPTAの役割』を研究課題に討議が行われました。

 

第57回 日本PTA全国協議会研究大会 みやぎ大会

 

まず初めに、独立行政法人 日本芸術文化振興会理事長であり、キッコーマン株式会社取締役 茂木 賢三郎氏による『日本の未来を担う人づくり』 ~教育と地域社会との関わりを考えながら~ と題した基調講演が行われ、「いま大切なことは、個人として生き抜く力ではなく、社会に貢献しながら自立して生きていける人材の育成ではないか?社会の道徳力アップのためにぜひPTAに尽力をお願いしたい」と熱く語られました。

 

続いて、スポーツキャスターのヨーコ・ゼッターランド氏と、文部科学省 生涯学習政策局長の板東 久美子氏により『ボランティアの力で教育をサポート』と題して対談が行われ、「学校は地域の宝、地域は学校の宝。地域のなかで情報を発信し、地域力を活用してほしい」と話されました。 

 

シンポジウムでは4名のパネリストの方によって学校支援地域本部事業などについての現状が話され、「いま、教育は学校任せではできない社会になっている。PTAが学校と地域の中核(パイプ役)となってほしい」とのお話で締めくくられました。

 

第57回 日本PTA全国協議会研究大会 みやぎ大会

 

全体会では、日本PTA全国協議会 相川 敬 会長のごあいさつの後、大会宣言が決議され、次期開催地である千葉県に大会旗が引き継がれました。

 

今大会に参加して 『家庭・学校・地域』 での連携の大切さを再認識しました。
”愛してやまない子どもたち”のため、これからも手をとりあって活動していけるPTAでありたいと思います。

 

関連記事