企画表題:“一つしかない命”見つめ直しませんか?子どものこころとからだ
担当責任者:東吉塚小学校PTA 副会長 浦丸 美佳
実施期間:平成22年6月~平成23年3月末
参加人数:
①講演会240名
②~④吉塚中生徒348名 吉塚小児童379名 東吉塚小475名 教職員・保護者・地域190名
活動内容
目的
○校区の子どもたちの生活習慣の実態調査をするとともに,「早寝・早起き・朝ごはん」運動のより一層の定着に向け,保護者の意識を高める。
○小学校,中学校の連携事業として活動することで,単年度で終わりにせず,「生まれてから中学校卒業までの一人ひとりの子どもの育ちを大事にする」PTA活動として,3校の連携充実,発展を図り,地域全体で取り組む意識を高める。
活動内容
①食育に関する保護者向け合同講演会の実施
テーマ:「“一つしかない命”見つめ直しませんか?子どものこころとからだ」
日程:平成22年10月7日 14:00~16:00
講師:内田美智子先生(助産師)
場所:吉塚中学校 体育館
参加:240名
早寝・早起き・朝ごはん 啓発運動
・ 校区内,幼稚園,保育園,公民館,小・中3校等にて啓発用のぼり旗の設置
・ 講演会ポスター,チラシの配布
・ 啓発運動用Tシャツ(早寝・早起き・朝ごはんロゴ,3校の校名入り)の作成
内田先生の講演会の様子
①花いっぱい,夢いっぱい運動
各校にて,花の種苗を保護者の協力のもと植え,心と体そだちの環境整備を行った。
東吉塚小・吉塚小の活動の様子
①ふれあい活動
9月9日博多区一斉ふれあい活動において,吉塚中学校1年生と吉塚小学校6年生,東吉塚小学校6年生が協力して,校区内の4公園について清掃活動を行った。
ふれあい活動の様子
②実態調査アンケート
9月度県一斉の「早寝・早起き・朝ごはん」アンケートを小学生,中学生別に集計し,講演会を終えた11月に再度アンケート調査をし,分析を行った。
小学生の集計結果
朝食を「食べた」の割合は9月・10月ともに90%以上であった。
起床は,6:30-7:00が一番多く,就寝は,9:30-10:00が一番多かった。
中学校の集計結果
朝食を「食べた」の割合は9月・10月の割合は,90%程度となっている。
起床は,6:00-6:30が多く,就寝は,9:30-10:00が多かった。11月は,定期考査のため11時以降が多くなった。
小学生・中学生ともに,提出率は50%-60%程度である。提出率を上げる啓発が必要である。
成果と課題
成果
・活動をとおして,校区小中連携体制の基盤をつくることができた。また,内田先生の合同講演会を行ったことで,参加した保護者の生活習慣改善についての意識が高まった。「早寝・早起き・朝ごはん」実態アンケートの結果から,提出率が低い(=意識の低さ),子どもたちの基本的生活習慣改善の必要があることがわかった。
課題
・ 実態調査アンケートの回収率を上げるための手立ての工夫が必要である。
・ 保護者への意識改革・向上のため,講演会、簡単レシピ紹介、早寝・早起き・朝ごはんの効果等,啓発活動を3校が連携を深め,継続していく必要がある。
・ 次年度以降,子どもたちへの啓発活動(講演会,講義,クッキング実践等)も必要である。また,未就学児とその保護者に対する啓発も校区内幼稚園,保育園と連携したい。