日時:平成22年2月9日(火)
場所:あいれふ 婦人会館9F 講堂
テーマ:「 青少年における問題行動の現状と特徴 保護者 ・PTAに期待すること 」
福岡市こども総合相談センター (えがお館) 所長の藤林 武史氏を講師にお迎えし、教育問題委員会主催の勉強会が行われました。
こども総合相談センターでは、1日に約30件、年間で1,000件ほどの相談を受けているそうですが、最近の問題行動は複雑化・長期化の傾向にあると話されました。
その背景として、さまざまな事情を抱える家庭が増加していることや、ネットや携帯などメディアの影響もあるということでした。
問題行動の解決 ・ 回復には、本人があきらめずやる気をもつこと ・ 家族や周囲の理解と支えが必要であると話され、「なぜそうなったのか?」といった原因探しより、いま起きている問題に目を向けて、子どもが楽になる方法を考えることが大切だと言われました。
最後に、問題行動の意味を適切にとらえ、一つひとつの出来事に対して柔軟 ・ 冷静に対応し、回復のタイミングを待てるような支えをしてほしいと締めくくられました。