城西中学校
- 担当責任者
- 城西中学校担当副会長 橋口 千生子
- 実施日
- 平成25年11月20日(水)
- 参加人数
- 生徒615名 保護者 12名
目的
思春期を迎え大きく成長していく子ども達に一番受けさせてあげたい、受けて欲しい心の授業を通して「人として大切なこと」に気付いてほしい。
子どもの素直な心を信じ、聴く力を信じ、心身ともに健やかな成長を願い、微力ながらも「子ども達の自らの気付き」のきっかけを提供したい。
活動内容
- 講演会
- 子育てシンガーmonさん トーク&コンサート~生まれてきてくれてありがとう~
- 学校協力のもと、全校生徒で鑑賞。保護者へも参加案内配布、12名の参加あり。
- 毎年の人権週間や、毎日の給食時のBGMなどに活用して頂くよう、monさんのCDを学校へ寄贈。
成果
- 90分のトークや歌の鑑賞会だったが、ほとんどの子ども達は、monさんの実体験のいじめの話、家族の話や美しい歌声に聞き入っていた。
- 保護者は、親の立場として心に響く話、また美しく澄んだ歌声に涙する人が多かった。
課題
いじめに対する問題はとても大きく、すぐに形に現れ解決するものではありません。でも何か動かなければ、何か子ども達へ伝えなければ、という強い思いを大人が常に共有し続けなければと感じます。
いじめをテーマにした講演会がきっかけで、たった一人でもいいので、何か心に響いてくれたら、何か心に届いてくれたらと願っています。
子どもをメイン対象としての企画でしたが、もう少し積極的に保護者への参加を募ってもよかったと感じました。
子ども達の感想より *抜粋
- すばらしすぎました!!今僕たちが生きているということについて、みんな当たり前のようにいるけど、それは奇跡であり、こうやって友達とかと笑いあったり、ケンカしたりすることも奇跡だと思えることが出来ました。何があっても死にたいだなんて思ったりせずに生きていきたいです。
- 小さな差別が大きな差別につながる。それを心にしっかりとめて、monさんのトーク、歌にこめられたメッセージを大切にしていこうと思います。
- 毎日の事に不満を持つのではなく、今生きていることに感謝して、自分は幸せなんだと自覚して生活していきたいです。そして、他の人にも同じように幸せがあるんだと意識して自分も周りの人も同じように大切にしていきたいです。
- 今までの中で一番心に響く時間でした。
- 私は、改めて「命は大切にしなければならない。人を大切にしていこう」と感じることが出来ました。
- 言葉の持つ大きな力や、いかに人は人とつながって生きているのかということを感じました。言葉の持つ力とは、良い方向にも悪い方向にも大きな影響を及ぼすのだと知り、私たちは日々言葉づかいに気をつけなければならないなぁと思いました。
- 今日この講演を聞いて、僕は透明な気持ちになりました。「透明な気持ち」というのは、とても感動して重い苦しい感情がふっとんで心の中に清らかな風が吹き込んできたかのような感じです。自分自身もいじめじゃなくても嫌な思いをしたり、他の人に嫌な思いをさせたりして、自分を責めこんでしまうことがよくあります。でも、今生きている一人一人は、両親にとても大事にされていて、とても低い確率で生まれてきたとても幸せな人間なんだと知りました。これからも自分を責めることも多々あると思いますが、今日の話を思い出して、自信を持って生きていきたいです。
- 今までの人権などの講演会の中で一番言葉では言い表せないのですが、感じるものがありました。どんなに辛いことがあっても、幸せを見つけていこうと改めて思いました。
保護者の感想より *抜粋
- 「いじめ」と「命の大切さ」を少しでも子ども達の中に残ってくれると嬉しいと思っています。私自身も色々な事に気付かして頂いた時間でした。ありがとうございました。
- 子どもの頃のつらかった話、親となってからのお話など、飾らない言葉で語っていただき心に沁みました。そして、澄んだ歌声の美しいこと・・。心が洗われるようでした。
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