企画表題:「みそ作りからわかること・・・みそ汁をもっと好きになろう!」
担当責任者:飯原小学校 父母教師会 副会長 山口和美
実施期間:平成22年9月29日(仕込み当日)~熟成~ 11月27日(みそ配布)
参加人数:136人(5年生50人、6年生65人、先生方7人、保護者6人 地域の方8人)
活動内容
目的
- 日頃から家庭や学校の給食で口にしている「みそ汁」。日本人としてなじみの深い「みそ」について、どんな材料をつかい、どんな工程でつくられているのか体験をとおして学びたい。
- できあがったみそをつかって、各家庭でみそ汁をつくり、親子のコミュニケーションを図ってもらいたい。
活動内容
「みそ作り体験」 講師 (株)田島屋味噌醸造元 柴田 守一社長
- 実施日 9月29日(水) 5時限目 5年生 50人 6時限目 6年生 65人
- 工程
- 米麹と塩を混ぜあわせる。
- 煮大豆を手でつぶす。
- 材料をすべて混ぜあわせ、空気を抜き、樽に詰める。
作業内容は簡単でしたが、社長さんが「大豆を一粒食べてみてごらん」と促すとわれ先にと口にして「甘い!」「美味しい!」と驚いた様子でした。8つのグループに分かれ、地域の方々にお手伝いしていただきながら楽しく作業できたようです。
- 感想・・・みそがどうやってできるのかわかってよかった。
- 大豆をつぶすのがぬるっとしたけど、だんだん楽しくなってきた。
- 美味しいみそをつくるのは大変だなぁと思った。
- みんなでつくったみそを、早くみそ汁にして食べたい。
仕込んだみそ50kgは田島屋味噌醸造元さんにもち帰っていただき、本醸室で約2ヶ月間熟成させていただきました。11月末のフェスタで保護者に配布することに決まり、PTAだより等でお知らせした。
みそ配布
- 11月27日(土)13:30~ 飯原小体育館にて行う。
- ラベルを貼った袋に200gずつみそを入れ、アンケートも一緒に、約150名の保護者に配布した。
5、6年生の保護者の方を中心に、たくさんの方に来ていただき、楽しみにしてもらえていた事がわかった。
お手伝いしていただいた地域の方の分もお配りし、5、6年生の4クラスには3kgずつ担任の先生にお渡しした。
3学期になってから各クラスで豚汁などをつくり、みんなで食べる企画があるようです。
1人1人からどんな感想が聞けるのか楽しみです。
成果と課題
みそ配布時のアンケートより・・・回答44通
- 自分でみそをつくりたいと思ってもなかなかできませんが、挑戦してみたいと思います。
- 子どものころは親戚中でみそづくりをしていたので、楽しかったことをなつかしく思い出しました。
- 「5、6年生がつくったみそだよ」と話したら、喜んで食べていました。
- 今の子どもたちはみそづくりを見たことがないと思うので、継続してどの学年にも体験させて欲しい。