名島小学校
- 実施日
- 平成25年11月15日(金)
- 場所
- 名島小学校体育館
- 対象
- 名島小学校児童および松崎中学校生徒および全家庭
名島小学校教職員、校区諸団体の方 - 参加人数
- 小学校保護者・児童129 名
中学校保護者・生徒70名
小・中学校校区居住の方11名
合計210名
目的
気象に関する様々な疑問を明確にするとともに、防災に関する正しい知識を身につけ、子ども達に正しく分かりやすく伝えていくことで、災害時の対処につなげることができる。
内容
1.二校連絡会・小中PTA合同会議の開催
2.事前勉強会の開催(添付資料参照)
- PM2.5とは
- 黄砂について
- 竜巻について
- 気象全般についての意識調査(KJ法)
3.11月15日(金)二校合同の講演会の開催
講師:龍山康朗(福岡市黄砂影響検討委員会委員気象予報士、RKB毎日放送アナウンサー、防災士)
4.開催後に児童・生徒向けのおたより配布
この活動を行って
近年、全国的な異常気象に伴う災害の報道が頻繁にあることから保護者の関心も高く、参加は多かった。どのような知識をもち、どのような対応すればよいのか、子ども達に正しく伝えるためのより具体的な話を聞くことができた。特にPM2.5や台風、竜巻といった身近な気象情報について、写真やグラフ、その他映像を用いてわかりやすく説明を受けた。中でもPM2.5については、過敏になる必要はなく、むしろ喫煙および副流煙が身体に及ぼす影響が大きいことを実感した。
また、災害時は各種警報に基づき行動する必要があるが、情報が蔓延する中でどのように状況判断できるかが重要である。それぞれの暮らしの状況(居住地域の特性、住居の構造、家族構成など)は異なる為、まずは自分の置かれている状況から最善の行動をとること。そして、「自分の身は自分で守る」ということを日頃から意識しておくこと、受け身ではなく自主的に行動することの大切さを改めて学ぶことができた。
成果・課題(参加者アンケート結果より)
- 気象についてわかりやすく知ることができた。
- 災害情報からその後の行動は自分自身で考え、正しい判断のもとに早めに行動すること。
- 人任せでなく、自分の身は自分で守ることの大切さを子どもへ教えていきたい。
- PM2.5について騒ぎ過ぎと分かった。
- 喫煙が最も悪いことを主人に話そうと思う。
- 天気の授業後だった子どもを連れてきたかった。
- 誰にも共通するテーマで難し過ぎず楽しかった。
- 知らないことが多く子どもと勉強したいと思う。
- 天気図の見方や気象の裏話なども聞きたかった。
- TVでは聞けないお話をきくことができた。
- 大勢を対象に避難指示が出ても、実際に避難する人は1%程度という現実を知った。
- 実生活に活かせる内容で良かった。
コメント