親子・地域ふれあい味噌作り体験

「味噌作り体験」を通して、親子・地域・教職員の方々との交流を深めると共に、みそ汁を飲む習慣が減っている昨今、改めて「味噌」に興味を持ってもらいたい。
また、出来上がった味噌を通して、各家庭でコミュニケーションを図ってもらいたい。

実施校名(単位PTA名) 南片江小学校
実施日 平成26年11月30日
場所 南片江小学校 体育館
対象・参加人数 児童104名 保護者76名
地域の方9名 教職員10名 計199名

活動内容

1.お手伝いに来てくださった地域の方々にご挨拶
2.味噌作り講師の紹介
3.講師のお話「みそができるまで」について
4.体験開始
①麹と塩を混ぜる
②大豆をつぶす
③大豆と①を混ぜる
④1つ1つ団子のように丸める
⑤樽に丸めた味噌を押し詰めていく
5.講師・地域の方々へお礼を伝える

味噌は一旦、味噌屋さんに持って帰ってもらい、2ヵ月後に、出来上がった味噌を配布する。
その際に、日頃よりお世話になっている地域の方々にも配る。

この活動を行って

  • 近頃は珍しくなってきた味噌作り体験が出来るという事や、「手作りの味噌は美味しいらしい!」という情報もあり、楽しみに来てくれる家庭が多かった。
  • 大豆を機械で潰したり、味見をしたりと、初めての事に、子どもたちはとても楽しそうだった。
  • 地域の方々、講師の方にご指導いただく事によって、改めて地域の方々の有難さを再認識する機会になったと思う。
  • 味噌の歴史、味噌汁の大切さを教えていただいたり、味噌が出来るまでの工程を説明していただいたりしたのも良かった。また、3年生の授業で習う“大豆”からできるものの1つとして、実践に結びつけられたのも非常に良かったと思う。
  • 教職員の方々も進んで参加してくださって、子どもたちも日頃とは違う先生の様子に触れることが出来て、喜んでいたように思う。
  • 親子での参加、また父親の参加も多く、親子の良い思い出づくりになったのではないかと思う。また後片付け等、父親を始め、皆さんが進んで協力してくださり、とても温かい行事になったと思う。

成果・課題

今回は家庭ではなかなか出来ない貴重な体験をする事が出来て良かったと思う。そして、親子・地域・教職員の方々とのコミュニケーションを図る良い機会にもなったと思う。また、味噌汁、ひいては、“食の大切さ”を改めて見直す良い機会にもなったと思う。

課題としては、机と机の間隔が少し手狭だったのと、受付に時間が掛かりすぎたので、場所の配置と受付方法を改善していく必要があると感じた。
2月に出来上がった味噌を配布する予定にしている。この手作り味噌を使って、各家庭でコミュニケーションを図ってもらいたいと思っている。

関連記事